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賃貸物件入居後の不満を減らし、短期での引っ越しを回避するために
目次
引っ越しのきっかけ
今回は、賃貸住宅に住んでいる方の、引っ越しを検討するほどの強い不満や、引っ越しのきっかけをテーマにしたいと思います。
まずは、東京都の賃貸住宅に住む25~35歳の若者に尋ねてみた、「引っ越しのきっかけ」の結果をみてみましょう。

引っ越しのきっかけとして、就職・転勤・結婚同棲・新居購入などが入ってきています。これらは年数と共に自分の置かれる環境が変化することから発生するやむを得ない事情です。
賃貸住宅を選ぶ時にトップで並ぶ確認項目は「家賃」「立地」「広さ」であり、借りる際に適切に確認していれば、引っ越し要因にはならないはずです。しかし、確認しているはずの項目でも、10%前後の方が不満に感じているようです。別の項目を優先させたために、妥協したのでしょうか?
もちろん、内覧をしても、入居後に不都合な点が判明することや、気にはして確認していたけれども実は想定よりも言いづらいと感じるということもあるでしょう。
できる限り事前に判断できるように自ら能動的に行動を起こし、気に入った物件に引っ越ししたいものです。
内覧をしないで契約したことがある人も、内覧の必要性を感じている

毎日の生活に関わることなので、内覧は必須だと固定観念をもっている人もいるかと思います。内覧をしないで契約をしたことのある人はいるのか調べてみました。
内覧をしないで契約したことがある人は33.4%、新築物件や上京時、そして急な転勤などの場合に内覧をしないことがあるようです。賃貸物件を契約する際に内覧が必要だと思う人は92.8%だったという調査結果がありました(※出典3)。
「内覧なしで部屋を決めた経験がある人(167人)」だけに絞って集計すると、「必要」と回答した人は「必ず(26.9%)」「できれば(53.3%)」を合わせて80.2%だということです。
約8割の人は、イメージが実際と異なるなどの経験をしたことが原因なのか、当然内覧は必要だと感じるようになるようです。図面でも確認できるものもありますが、ご自身で住むお部屋は実物を見学し、周囲の環境や外観、そして内覧によって平面図では推し量れない空間の広がりや使い勝手を確認しましょう。
遠方・忙しいという理由で内覧できない時は、「オンライン内見」や「360度パノラマ画像」を利用することでイメージ作りは可能です。駅から物件までの道のりはグーグルのストリートビューなども有効です。しかし、住まいは自分の人生を大きく左右する衣食住の一つなので、可能な限り内覧をお勧めします。
内覧をしても不満が出ることがありますが、体感することで入居後の不満を減らすことができます。
「引っ越しを検討するほどの強い不満」と「引っ越しのきっかけ」

「引っ越しを検討するほどの強い不満」と「引っ越しのきっかけ」を訪ねてみると、「特にない」が40.6%という結果ですが、60%近くの方が、何かしらの不満を持っているという見方もできます。
また、どれか特定の項目が突出して多いわけではなく、さまざまな不満があるようです。
広さ・賃料・立地以外の不満は、「近隣トラブル(騒音)」や「結露カビが発生」という、住んでみないとわからないものもありますが、「日当たり・風通し」のような、住む前にも気づくタイミングはあるものの住んでみると想定外に悪かったというようなもの、「間取り・動線が気に入らない」というシミュレーション不足のものもあります。
「全体(デザイン・旧型)が古い」という項目については、長年住んでいて古くなったというのであればそう感じるのも不思議ではないですが、借りるときに既に古かった場合は、入居者自身がどこまで許容できるのかの認識があまりできていなかったということになります。
貸し手のオーナーは、デザイン・設備が古くなり引っ越した、または引っ越したいほど不満をもつ若者が増えてくると賃料下落や空室期間の延伸に繋がるため、住まいの価値を再生させるリフォーム・リノベーションを検討することが得策です。
入居後の不満を減らし、短期での引っ越しをしないために

「立地」「広さ」「家賃」はお部屋探しのトップ3で最初に検討しているはずですが、「引っ越しを考えるほどの強い不満」にも上位に挙がっています。お部屋探しの段階と入居後の段階でギャップが生じているようです。そこで、入居後の不満を減らし、短期間のうちに引っ越しを防ぐにはどうしたらよいかについて考察してみます。
『家賃』:探した時期に気に入った物件の家賃が少し高かったが勢いで又は時間がなく決めてしまった、実家から独立して暮らすことが初めてで生活費のシミュレーションが甘かったなどが考えられます。また、引っ越して落ち着いた後、これまで比較していなかった周囲の家賃が気になり始めて、高いと感じてくることもあるでしょう。
家賃が高騰している状況下では難しいと思いますが、家賃は月収の3割以下にとどめた方が良いというのが一般的です。2割にとどめた方が余裕のある暮らしができるという意見もあります。(※出典1,2)
『立地』:物件を探す目的で駅から歩いた時間感覚と、日々の暮らしの中での通勤・通学・お店までの道のりの時間感覚とのギャップがあるかもしれません。不動産表記の駅から何分という表示のみに頼るのではなく、気に入った物件は駅から実際に歩いてみましょう。実際の所要時間や人の流れなど生活する上での必要な情報が計れます。
「広さ」「収納」、「居室」、「キッチン」、「洗面所」、「お風呂」の順で狭さに不満をもっています。全体の広さも確認する必要がありますが、各場所の広さや使い勝手や動線を確認することが重要です。
『結露やカビ』『日当たり・風通し』:内覧時の担当者への確認や自分で許容またはコントロールできる範囲の事か、生活を意識したシミュレーションをしてみるとより入居後の暮らしが満足できるものとなります。
若者に支持されるアパート専門メーカー、セレ コーポレーション

セレ コーポレーションはゲスト(入居者)の満足度向上こそがオーナーさまの長期安定経営に繋がると考え、日々、設計・デザイン・サービスのアイデアを創出しています。
東京圏の25~35歳の若者の暮らしを住まいの提供を通して豊かにしたい想いから、「ゲストに最高の笑顔と感動を届け続ける」ことを事業目的にしております。
※出典1 UR都市機構https://www.ur-net.go.jp/chintai/college/202002/000482.html
※出典2 みんなの生命保険アドバイザー https://41fp.com/money_media/lifestyle/rent-ratio/
※出典3 訳あり物件買取ナビ AlbaLink https://albalink.co.jp/realestate/rental-contract-without-viewing/
※図1~2:2025年7月実施、独自インターネット調査、n=603、東京都の賃貸住宅に1人暮らし又は2人暮らしの25歳~35歳の若者