産学連携
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“音の課題”に向き合う ――快適な暮らしをかなえる遮音性能へ
住む人に、いつでも安全に、快適に暮らしを楽しんでいただくこと。セレ コーポレーションはこの想いのもと、商品や技術の開発・改良に継続的に取り組んでいます。
その活動の一つが、大学との産学連携プロジェクトです。意見交換や知見の共有を行いながら、住まいの価値をより高める研究・検証を進めています。現在、特に力を入れているテーマが「遮音性」の向上です。入居者の暮らしの質を左右する重要な性能として、さらなる改善を追求しています。
集合住宅における永遠のテーマ “音”への取り組み
アパートをはじめとする集合住宅において、長年にわたり課題とされているのが「音の問題」です。建物の構造や技術が進化した現代においても、隣室や上階からの生活音に対して、個人差はあるとしてもストレスを感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
こうした音の課題に対して、当社技術開発室では、東京理科大学と千葉工業大学の専門的知見や発想を柔軟に取り入れながら、遮音性能のさらなる向上に向けた取り組みを進めています。

2025年11月、建材試験センター第1音響試験棟(埼玉県草加市)にて遮音実験を実施しました。この施設は建設材料や部材の公的な試験が可能な施設で、今回は改良を施した構造部材と制振ダンパーによる効果の確認を行います。
4種類の状態をつくり遮音性向上を実証
現状の遮音床と制振ダンパーを2種類、およびその両方を使った環境(計4種類)をつくり、床衝撃音の測定(LH・LL)をそれぞれ行いダンパーの効果を確認しました。
すべてにおいて制振ダンパーの有効性が確認でき、ワンランク上の遮音性能が実証されています。

来年は実物件でのダンパーの実装と測定、そしてダンパーの効果的な配置についてさらに研究を重ねる予定です。
当社は、アパート専門メーカーとしてこれからも技術の開発・改良を重ね、妥協のないものづくりに取り組んでまいります。産学連携を通して得られる知見を活かしながら、安全・安心はもちろん、暮らしの質を高める快適性を追求し続けていきます。